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エギングがここまでブームとなったのは、イカを狙った釣りが従来までの夜間主体のスローな釣りではなく、足場のいい港周りを中心に真っ昼間でもイカが釣れることが判明したためなのだろう。しかし、それだけではない。活性の高いイカを求め、次々とポイントを移動するというテンポのよさも、現代のルアーマンに広く支持された。しかし、ブームの高まりとともに、この日中のラン&ガンスタイルにも徐々にではあるが陰りが見え始めた。特にアングラーが集中するハイシーズンの人気エリアでは、この傾向が強い。 たとえば、本や雑誌で紹介されていたポイントをいくつかピックアップして順に回るとしよう。しかし、実績ポイントには当然ながら人も集まる。もちろん、堤防の先端や曲がり角などの一等地は順番待ちの状況。やむなくパスして次なるポイントを目指すが、ここも同様で人だらけ。休日ともなれば、道路の混雑もある程度覚悟しなくてはならない。その影響で、ろくに竿を出せないまま最終目的地に到着すると、すでに時合は過ぎ去り、堤防の上にはスミ跡だけが点々と残されていた、なんてケースが往々にしてありうるのだ。これではラン&ガンならぬラン&ラン。釣りに来たのかドライブに来たのか……。 こうならないためには、まずできるかぎりの努力を払って情報を収集し、最も期待できる本命場所と時合を絞る。 行き当たりばったりの行動が一番よくないワケだ。 そして、十分に余裕を持って釣り場に入り、あとはひたすら粘るしかない。特に産卵シーズンの大型狙いでは、秋の中小型狙いと違ってポイントが限定されるうえ時合も短いから、ラン&ガンスタイルでは失敗に終わることが多い。 また、海底の様子やイカの姿を確認しながらのゲームは日中エギングならではの醍醐味だが、時合が夕マヅメ以降に予想される場合は、ナイトゲームも視野に入れておきたい。 |
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キャストしてエギが着水した直後、水面のラインはどうなっているだろう。無風であれば直線、少しでも風があれば蛇行もしくは大きく湾曲しているのではないだろうか。微妙なアタリをキャッチしたり、エギに正しくアクションを加えたいなら、キャスト後のライン処理(ラインメンディング)は極めて重要になってくる。 エギが着水したら、ロッドは下向き、ベールはフリーのままでリールの20〜30センチ上のラインをつまみ、手を広げるように引いて着水点とアングラーが一直線になるよう調節する。あとはエギの沈下に合わせラインを手で少しずつ送り込んでいけばいい。 |
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| 【上のイラストを参照】 | ||
一見同じように釣っているつもりでも、乗るのは隣の人ばかり。なぜだろう。 実はシャクリの角度の微妙な違いで、水中のエギはまったく無意味な動きをすることがあるのだ。左右のダート、リフト&フォールなどなど、エギにアクションを加えるとき、ロッド全体を使って大きく後方までシャクリ上げている人が多い。高速ダートでテンポよく探るときは問題ないが、エギの移動距離を抑え、よりアピールしたいときには不向き。 振り幅は9時から11時ぐらいで、ロッドの1/3(ティップ部)を使って垂直方向にエギを跳ね上げるイメージでシャクリを入れるといい。 |
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PEラインは細くて強いのが特徴だが、熱や結びによって強度は落ちる。このためPEとリーダーを接続する場合、編み込みなどによって摩擦係数を高め、ライン本来の強度を損なわないようにするのがラインシステムの基本となる。また、糸と糸とのバランスも重要。 ・ 0.6号のPEならばリーダーは1.7号〜2号 ・ 0.8号のPEならばリーダーは2.5号〜3号 をMAXとする。 次に全体のバランスを考えよう。 エギングではPEとリーダー、リーダーとエギの2点にノットが存在する。この2つを比べたとき、どうしても避けたいのがPEとリーダー部分のブレイク。そこで、PEとリーダーの結節強度に対し、若干弱い70〜80パーセントのレベルでリーダーとスナップもしくはエギを結べば、不意の根掛かりでも貴重な時間をロスすることなく、キャストに集中することができる。 |
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| ダイワ推奨ノット(PEラインとリーダーの接続) | |
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エギングのシーズンは、今やほぼ周年といって過言ではないが、各エリアとも最も賑わいを見せるのが秋。中・小型が主体とはなるものの、育ち盛りのイカたちが活発にエサを追うため、一年中で最も釣りやすい時期でもある。しかし、それだけに釣り人も多く、人気ポイントではイカもスレてしまって、なかなかエギを抱いてくれないのが昨今の傾向。 したがって、ベテランアングラーほど意識するのが竿抜けポイント。つまり人の少ないポイントほどイカの魚影が濃く、しかもスレていないというわけ。 通常、竿抜けポイントというと磯やサーフなどが思い浮かぶが、エギングのメインフィールドである港周りにだって、竿抜けポイントは存在する。 それは堤防先端部の足元。 これぞ盲点、灯台下暗しとはまさにこのことだろう。堤防を設置する際、普通はまず基礎となる土台を海底に造るのだが、イカはこの基礎の際(陰)に着いていることが多い。エサを追って広範囲に泳ぎ回っているのも事実だが、青物などの外敵が回遊してくることもあるので、普段は身を隠すことのできる障害物周りを好むのだ。 意外と攻めにくいためイカがたくさん残っているし、良型の確率も高い。しかも、イカにとっては一等地であるから、いくら釣っても別のイカがすぐに入ってくるなど、そのメリットは計り知れない。 |
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| 攻めにくい堤防先端の基礎境目に着目!! | |
【メリット】●攻めにくいのでイカが残っている可能性が高い ●良型が多い ●イカの入れ替わりがスムーズ (1) フルキャストすると、エギが沈む力よりラインが潮に流されてしまう。ここは流れの上流に軽くキャスト! (2) ファーストシンキングのエギで底に着くまでラインを出してフリーフォール。着底できなければ、プラスシンカーを装着してウエイトアップも必要。 (3) 着底。 (4) シャクリ&フォールを繰り返しながら、堤防基礎のブレイクまでリールを巻かずにエギを潮に乗せる。 (5) 堤防基礎を感じたら大きくアピール&フォール。このフォールで乗ることが多い。 (6) 繰り返しブレイク沿いを流す。 (7) 流しきって釣れなければ、立ち位置を変えたり、エギの沈降スピードを変えて、前回とは違うラインを流すことも考えながら再キャスト…。 |
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エギングの魅力は、とにかく手軽さに尽きる。釣り場は、足場のいい堤防周りが中心で、付近に駐車スペース(迷惑駐車は絶対禁物!)もある場合が多い。だから、特に夏場はTシャツに短パン、サンダル程度の軽装でゲームを楽しんでいるアングラーも多いはず。 しかし、いくら手軽とはいっても、相手が自然であることに変わりはない。況して、最近はどこの釣り場も場荒れが目立ってきているから、少々アプローチしにくい場所まで足をのばさないと釣果が得にくくなっているのが現状。 したがって、安全対策にはこれまで以上に注意する必要があり、フローティングベスト(救命胴衣)を筆頭に、ウェア類、さらには足回り(滑りづらい磯用の専用シューズや専用ブーツ)。また、エギングに必要な小物や装備を収納するバッグなどにも気を配りたい。 【チェック】 エギング用の各種ギア ・・・ click ▼ |
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