(1)無駄な空間の有効活用によるモーター出力アップ。
モーターコアからフレームまで、その間に存在する無駄な空間を極限まで排除したのが今回の「マグマイト」構造。従来と同じスペースの中に、より大型でトルクのあるモーターを搭載していることとなり、総合的なリールの巻上力向上を可能にしている。
(2)モーターパワーの源である磁力(磁界の強さ)の「漏れ」を大幅軽減
モーターの性質上、外側への磁力の漏れは避けられない。「マグマイト」構造ではマグネットが作り出す磁力の漏洩を従来よりも大幅に軽減することに成功。 磁力の内側への凝縮はモータートルクの向上に直結し、パワーロスの少ない理想的なモーター構造を作り上げている。 「大物にも負けないパワーがほしい」
「誰よりも速く仕掛けを回収して素早い手返しができるスピードがほしい」
―相反するこの欲求を実現させる鍵は何か?
その答えはリールにおけるエンジンと言えるモーター性能をどれだけ引き出し得るかという命題にあります。
そこで従来のモーター構造を見直し、リールのサイズはそのままでモーターに割けるスペースを大きくし、モーター出力を最大限に引き上げることのできる構造を模索。
そして誕生したのが「マグマイト」構造です。
モーターはより大きいほど、より大きな力を発揮する。これは基本的な発想であるが、「軽量・コンパクト・操作性」は今や電動リールにとっても不可欠の要素です。
こうしたメリットを維持しつつ、より大きなモーターパワーを発揮させる方法はないだろうか?・・・
モーター部の構造を徹底的に考察・検証した結果、注目したのはモーターを覆っている「ケース」と、リールにもともと必要不可欠で、モーター自体を収納する外殻となる「フレーム(筐体)」。
モーターケースと、それを格納するフレーム。
いわば二重構造となっている部分に、余剰空間=活用できるスペースがあるのではないか?・・・
こうして生まれたのが、「モーターを覆っているケースを取り除き、リールの外殻であるフレーム自体にモーターケースとしての機能を持たせる」という発想です。
モーターケースを取り除くことにより、リール内部に空きスペースが生じる。
そのスペースを有効活用すれば、より大型のモーターが搭載可能となる。
車に例えるならば、車体の大きさを変えることなく、より排気量の大きいエンジンが搭載可能になったと言えます。
リールという小さな空間、そこに搭載できるモーターのサイズは自ずと限られるが、裏を返せば僅かなサイズアップがその駆動力を段違いに伸ばし得るとも言えます。
従来よりもワンランク大きなモーターを搭載できる「マグマイト構造」により、モーターのポテンシャルが向上し、巻上の速度・トルクはともに飛躍的な上昇。
スピードとパワーという電動リールの二大基本性能においての革新です。 |