それは「made in field」をスローガンに掲げるDAIWA不変のテーマであり、鮎師の感性に応えるロッドは「勝利」という形で数々の実績を残してきた。しかし、「感性を数値化する」というのは雲を掴むような話。実際はテスター陣とともに膨大な数のプロトをフィールドテストする、まさに「トライアル&エラー」でしか理想のロッドは生まれてこなかった。しかし、2011年。DAIWAはついに「感性の数値化」という、およそ不可能と思われてきた先人未踏の領域に辿り着いた。カーボンロッド研究の第一人者、棚橋博士との10年にも及ぶ研究で、膨大な数のサンプルロッドの解析とフィールドでの検証を積み重ねた結果、「ひずみエネルギー」というひとつのツールを発見したのだ。この、馴染みのない「ひずみエネルギー」という言葉を定義するとともに、実例をもってロッド開発にもたらす恩恵を紹介しよう。