ロッドDAIWA
GINEI KYOGI SPECIAL SF
銀影競技スペシャル SF
SF史上最高感度。SMT専用スペシャルチューニングロッド。
「究極」。まさに、その言葉しか当てはまらない。長きにわたりトーナメントシーンをリードし、時代に衝撃を与えてきた「SF」。その蓄積されたノウハウと先進のテクノロジーが呼応し生み出された、集大成とも言うべきロッド。伊藤正弘の熱き思いを形にした、「究極」がここに。

「Z-SVF」を採用した事で、感度の飛躍的向上は勿論、大幅な軽量化とシャープな操作性を実現。更に「Xトルク」でねじれや余分な竿ブレを抑える事で、高いレスポンスを可能に。全体バランスを見直し、鮎が掛かると胴で溜める粘りを備えた新調子。パワータイプ標準替穂持ちを使う事で、いかなるフィールドでも常に高い感度と操作性を発揮。
目指したのは「究極のSF」。そう、全てが「究極」。

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■フィールドテスター 伊藤正弘

前作の「銀影競技スペシャルSF SG」この竿で初めてSFシリーズにSMTを搭載しました。勿論、感度、操作性、パワー全てにおいて文句無しの性能でした。しかしながら毎年SF以外にも数々の開発に携わる中、素材の進化、新要素の登場、SMTの改良と実際にこれらを肌に感じる事で、これをSFに使うと…このノウハウをSFに反映すると…と言うイメージが浮かんで来ました。そしてそのイメージを日々練り直し自分の中で新たなSFが完成した時、その頭の中で完成した竿が欲しくてたまらない、使いたくてたまらないと言う猛烈な欲望が生まれました。そこで、無茶は承知で「Z-SVFとXトルクを使い、感度No.1、今まで以上にハイレスポンス、且つミリ単位のリニアな操作性、そして驚くほど軽いそんなSFを作って欲しい」とDAIWA設計担当者に言ったんです。さすがに、その時は苦笑いをしていました。しかしながら、私のイメージしたのはまさにこのままであり、これが自分自身の追い求める物だと確信していたのです。言うのは簡単とはこの事だろう、恐らく自分の開発人生の中で一番難しい、難易度の高い製品開発になるだろうと覚悟していました。

そして、一回目のフィールドテスト。・・・驚きました。言葉を失いました。まさにそのイメージ通りの竿が出来ているんです。もはや理想通り。しかしながら、鮎師は貪欲ですよね。いや、単に僕が貪欲なだけなのかな。一つを達成すると、また新しい欲望が生まれてくるんですよね。そこで、無理を承知でこの性能を維持したまま、「粘りとタメをもっともっと欲しい」とお願いしたんです。すると設計担当者は更なる要求に対しても、むしろ自信の笑みを浮かべながら快諾してくれたんです。そして2回目のテスト時。出来て来たんです。まさに、その望んだSFが。これを見せられると、さすがの僕も、ぐうの音も出ません(笑)。

僕はその時は知らなかったのですが、今回のSFは「ひずみエネルギー設計」と言う新しい設計システムで開発しており、今までは数値化出来ず難題であった感性の部分(操作性、タメ)も数値化し設計出来る事で結果的に理想通り、いや理想を越えるような竿を生みだす事が出来たのです。今思えばあの設計担当者の自信の笑みはこれだったのか!と気付きました。とにかく、この「ひずみエネルギー設計」を活用することで、新しい要素である「Z-SVF」「Xトルク」も完全融合させる事ができ、従来のSFを越える、まさに「究極のSF」がここに誕生しました。

針先が鱗一枚すくう、この「音」すらも感知する。感知したらどうするのか?
そこで誘い、掛け、抜く。
その誘い〜抜きまでも、現状を遙かに凌ぐ。

画像「この竿は、現行SFの改良版ではありません。全くの別物です」。伊藤がテスト時に発した言葉。しかし、その言葉が、今回のSFの全てを物語っている。決して「SF」調子、そしてコンセプトが崩れて別物になったわけではない。素材、要素、調子。そのどれも進化した結果「別物」と感じる程の衝撃があったのだ。

当初の狙いは感度と操作性の向上。SMT専用機種になる以上、感度の向上は必須になるが、伊藤は「操作性」にも強くこだわった。そこには伊藤ならではの理論があったのだ。「感度が上がると、必然的に野鮎の気配を感知する事が多くなります。この情報量が増える中で、いかに素早く狙ったポイントに入れ、スピーディー且つ繊細に誘い、掛けると言うのがキーになるんです。いわば、感度に操作性を組み合わせる事で、ただやみくもにオトリを高速で入れていくのでは無く“ここぞ”と言うポイントではしつこく、気配が無い所では粘らない、非常に効率の良いスピーディーな攻め方が実現するんです」。つまり感度が上がれば上がる程、従来の操作性のままでは、もの足りなくなるというのだ。勿論感度が上がるだけでも釣果は伸びるのだが、スペシャルを刷新する以上、この双方が飛躍的に向上し、「SFにしか出来ない釣法」が出来てこそ、新たに生まれる「スペシャルSF」と呼べるのだ。

そして、もう一つこだわったのが「粘り」。これは前頁にもあったように当初の要求に加え更に伊藤が求めた性能。先程の感度と操作性に取り込みの確実性と安心感を加える事で、更にスピード感溢れる釣りが実現する。まさに、伊藤の求める「操作性」「粘り」と言う感性を数値化する事ができる設計手法に、Z-SVF、Xトルクといった最先端素材、要素を組み合わせる事で実現した究極の「SF」と言える。

鮎師の感性に応える ロッドを創り出す。「ひずみエネルギー設計」
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それは「made in field」をスローガンに掲げるDAIWA不変のテーマであり、鮎師の感性に応えるロッドは「勝利」という形で数々の実績を残してきた。しかし、「感性を数値化する」というのは雲を掴むような話。実際はテスター陣とともに膨大な数のプロトをフィールドテストする、まさに「トライアル&エラー」でしか理想のロッドは生まれてこなかった。しかし、2011年。DAIWAはついに「感性の数値化」という、およそ不可能と思われてきた先人未踏の領域に辿り着いた。カーボンロッド研究の第一人者、棚橋博士との10年にも及ぶ研究で、膨大な数のサンプルロッドの解析とフィールドでの検証を積み重ねた結果、「ひずみエネルギー」というひとつのツールを発見したのだ。この、馴染みのない「ひずみエネルギー」という言葉を定義するとともに、実例をもってロッド開発にもたらす恩恵を紹介しよう。

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「鮎の王国」を支えるダイワテクノロジー
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■スーパーメタルトップ

「感度を頼りに釣りをする」といっても過言ではない鮎釣りにおいて、「感度」とは、水中の情報を感知することであり、竿を持つ手に伝わる「アタリ感度」と「オトリ感度」をどこまで詳細に把握できるかが釣果を大きく左右する。超弾性チタン合金を芯材に使用したスーパーメタルトップは、オートマ穂先の優しさとチューブラー穂先に迫る操作性、そして金属素材ならではの驚くべき感度の良さを実現している。

スーパーメタルトップのさらに詳しい説明はこちらをクリック▼

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■Z-SVFカーボン

ダイワはロッド性能にもっとも影響を与えるカーボンシートにおいて、繊維そのものの高弾性化は勿論、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担うレジン(樹脂)量に対する機能向上に着目。贅肉ともいえるレジンの量を減らし、筋肉となるカーボン繊維の密度を高めることで、より強く、より軽く、より細いロッドの開発を進めている。Z-SVFは、素材の製法を一から見直して研究を重ね、理想的なカーボン繊維配列に近づいた、ダイワ史上究極の高密度カーボン。樹脂に代わってカーボンが高密度化されることで、従来より遙かに高いパフォーマンス(パワー・シャープ感・操作性・感度)を発揮。

カーボンテクノロジーのさらに詳しい説明はこちらをクリック▼

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■Xトルク

鮎竿はオトリ操作時、やり取り時、引き抜き時、この一連の流れにおいて、僅かではあるが「ネジレ」が発生する。竿がネジレると、操作性・パワーの低下、また引き抜きの安定性低下など、様々なデメリットが発生する。そこで、ネジレを防いでくれるのが「Xトルク」。45°のバイアスクロスがネジレを徹底的に防ぐ事で、操作性・パワーの向上、引き抜きの安定性向上、また振り子抜きの際に発生する先端部の負荷(ネジレ)による破損の防止等、竿の性能を飛躍的に向上させる。

Xトルクのさらに詳しい説明はこちらをクリック▼

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■Vコブシ設計

従来の鮎竿と比較して、先端部#1〜#3を短くすることでオトリ操作時の感の竿先の曲がり(支点移動)を抑え、操作性を飛躍的に向上させる設計手法。これにより鋭角釣法の効果が得られ、オトリの安定性が大幅にアップする。

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■スペシャルV-ジョイント・V-ジョイント(♯1〜3はV-ジョイント)

継竿で最もパワーロスが生じやすい節部にバイアス構造を採用することでスムーズな節の曲がりを実現し、理想の調子とパワーアップを可能とするダイワ独自のテクノロジー。スペシャルV-ジョイントではさらに技術を進化させ、並継竿では必ず発生する重ね代を短くすることに成功した。性能はV-ジョイント同様のものを発揮しつつ、重ね代の短縮により、大幅な軽量化を実現する。

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■スーパーリング構造

筒状に成型する際、カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なる部分の重なりが、ゼロに限りなく近く巻き付けられた構造。これにより軽量化とともに、微細なロッド操作や引き抜き時の弾道が安定する。

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■エアグロスフィニッシュ(#4〜元竿)

カーボン素材の表面を滑らかに研磨することによって余分な部位を一切排除し、カーボン素材の機能を最大限に活かす外観処理。カーボンブラックに怪しく光る光沢感も魅力。

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■ゼロコーティング(#2〜#3)

ダイワ独自の特殊外観処理によってカーボン素材そのものの持つ性能を最大限活かすことができるゼロコーティングは、鮮やかな色彩も魅力の新技術。これまで以上に軽く、シャープな振り心地を実現している。

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■セーフティーフックタイプメタカラマン

穂先に仕掛けを直接つなげることで感度が大幅にアップ。リリアンでは実現できなかった感度をもたらす。さらに、仕掛けを取り付ける部分が回転するため、糸ヨレや糸絡みも防ぐ効果を有する。

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■新触感グリップ

元竿の手尻部分に施された、滑りにくく手にしっかりなじむグリップ処理。引き抜き時に竿・鮎の重量を支える重要な役割を持つ手尻の信頼感をアップさせる。

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■節落ち・食いつき防止合わせ

下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止する。さらに、その異形合わせによる空気層が、固着をも防ぐ。

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■固着防止リング

固着を防ぐため接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を節の太さによって幅と本数を変えながら施す構造。固着の確率を大きく減らす。

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■元竿口金処理

9mにもなる鮎竿では、重量が操作性に与える影響は大きい。近代の鮎竿の進化はある意味軽量化の歴史といっても過言ではなかった。結果、鮎竿はパワーを保持しつつ、非常に肉薄・軽量を実現している。実釣時には十分な強度を保持しつつも、移動時に玉口に衝撃が加わることによって欠けさせてしまうことを防ぐため、元竿に口金を付けることで不慮の事故にも対応している。

■特殊撥水処理
■銘板付下栓
■ニット竿袋

銀影競技スペシャル SF
品名標準
全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準
自重
(g)
先径
/替穂
(mm)
元径
(mm)
錘負荷
/替穂
(号)
適合水中糸カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格(円)
メタルラインナイロン
909.0081432170.7524.00〜30.03〜0.20.125〜0.699385,000
■パワータイプ替穂持ち
瀬釣りやオモリ(チビ玉以外)使用時、高活性、大型を狙う時に最適な穂持ち。よりシャープな感覚や、感度を向上させたい時にも効果的。
2012 鮎竿諸元表
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