ロッドDAIWA
RYUSEI
龍聖
7尺=2011.03 DEBUT
和竿の技とカーボンロッドテクノロジーが融合した現代へら竿のスタンダード
試行錯誤の上“株理論”の申し子と言われカーボン製へら竿に“バランス”という衝撃を与えた初代「龍聖」が登場してから7年。その間に蓄積された新たな設計ノウハウ、素材の革新、そして環境の変化などの要素をすべて注ぎ込み、ダイワが考える“現代のへら竿のスタンダード(中核)”をなすへら竿として開発されたのが「龍聖・N」。

尺ごとに綿密な調整を受けた、抜けがよく操作性を重視した調子は継承しながらも昨今のへらぶなの大型化に対応したパワーを携えたことで、よりスピーディーかつ快適なへらぶな釣りを楽しめる竿に仕立られてられている。理想の弧を求め、“バランスに特化”した竿造りのために素材・設計・継数などを一から見直し、より精度を上げるために穂先、グリップなどを新たに開発した結果、1枚づつへらとのやり取りを楽しむ野釣りから、短時間勝負のトーナメントまで幅広いシチュエーションにおいて高い基本性能を発揮する“株理論”の真骨頂ともいえる一竿が完成した。「龍聖」は常に時代のスタンダードとして君臨する。
尺ごとの調子セッティング
■7-11尺
竿の働く部位の短い短尺アイテムは小ウキを操作する繊細さしなやかさと野の巨べらをいなす操作性とパワーのバランスを絶妙に調整。7〜9尺はしっかりと胴が働き、10・11尺はより操作性を重視したバランスにすることで3本継独特のシャープさとスムーズな曲がりを実現。

■12-15尺
管理釣り場から野釣りまで最も広範囲をカバーする中尺アイテムは高い基本性能と釣り味を大切にする「龍聖」の特徴が最も感じ取れるアイテム。しっとりとした重厚感あふれる振り心地を持ちながらも抜けのよい操作性の高さは“株理論”のバランス設計がなせる技ともいえる。

■16-19・21・24尺
バランス最優先の基本は崩すことなく持ち重り感を含めた軽量感を演出するバランス設計によって「龍聖」の持つ心地良い使用感をより一層感じとれるセッティング。“株理論”によって得られる途切れることないスムーズな孤は、向かい風での振込み、深宙のへらの突っ込みに対する対応力でその真意を発揮する。
ダイワ並継へら竿の真髄:「株理論」
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穂先〜胴〜元竿と、すべての節が順序良く極めて自然に曲がっていくため、仕掛けの振込みから合わせ、いなし、取り込みまでの流れがよどみなく行える。一節一節が一本の竿のように、それぞれの仕事を完璧にこなしているからである。

「株理論」についての詳しい説明はこちらをクリック▼

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目指したのは「これまで以上に快適に扱える並継へら竿」
「株理論」の精度向上のためのダイワテクノロジー
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■0.9mm細径チューブラー穂先

■掌にフィットするグリップ形状

■凹凸&グリップ塗装

竿先が軽く、抜けの良いチューブラー穂先。細径化によってさらに水切れが良くなり、軽快な操作性と共にアワセの遅れも軽減。チョウチンなど穂先負荷が大きい場面でも小さいアクションで繊細な誘いが掛けられ、柔餌の振り込みもストレスなく行える。またからまん穂先も小型・細径化して操作性をさらに向上。

長時間握っていても痛くならず、持ち重り感を極力軽減するグリップ形状を開発。前部のテーパー立ち上げを改良し、フィット感を向上。元部のテーパーを緩くすることで手の中で遊ばないグリップ力が生まれ、持ち重りを軽減するとともにやり取り時に手に負担をかけにくいというメリットがある。

太さの異なる2本の糸を編み込むことで凹凸を作り、グリップ力を向上。グリップの上には滑り止めのグリップ塗装が厚塗りされているため、濡れても滑らず、詰まったエサも取れやすくなっている。

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上から
■1段目(17-24尺):持ち重り軽減のため大型・太めに設定。自重は増すものの、素材の軽量化との相乗効果によってトータルバランスは大幅に向上。
■2段目(15-16尺):中尺ベースに持ち重りのないように長さは中尺、形状は長尺に近いものを採用。
■3段目(12-14尺):太すぎず、小さすぎない標準的なグリップ形状。手が痛くなりにくいよう形状を吟味
■4段目(7-11尺):細かな竿操作が必要な短尺アイテムは、手首の動きが使えるよう前部のテーパーをきつく細身小型に設定。

和竿の風合いを忠実に表現したこだわりの外観

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■竹地の見直しとリアル造節
竹地は竹目を強調させ、より重厚感を持たせるために濃いめに設定。一節一節、職人が加工した“手拭き”仕上げでリアルな竹目を表現。手作業のため、一本一本良い意味での風合いの違いを有する。

■笛巻の立体感と竹地の艶
竹地のクリアを実際の漆に近い艶で仕上げ、笛巻塗装を行うことで質感のある段差を表現。

■尺ごとに異なるデザインパターン
へら竿は尺によって太さ・仕舞・継数が大きく変わることから、ひとつのデザインパターンではどうしてもバランスが悪いものがでてきてしまう。「龍聖」はウグイス色の“笛巻”パターンを基本としながら、尺ごとに接いだ全体で最適なデザインとなるよう、全尺異なったパターンを採用。尺によって「節数」「笛巻の太さと間隔」「笛巻の数」など異なるデザインを持ちながらも「龍聖」としての共通した個性を主張する。
インプレッション

「龍聖」は私のへら竿の基準となる竿です。
【ダイワフィールドテスター:生井澤 聡】

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へらぶな釣りは道具にこだわる方が多い趣味性の強い釣りの一つであり、その中でも特にへら師は自分の持つへら竿への思い入れが強いと思います。

一口にへらぶな釣りといってもその釣り方やシチュエーション、その日の気分によって強い竿でガンガン釣りたい時や、しなやかな竿でのんびりへらの引きを味わいたい時などがあり、正直「どの調子が最高」とは言えない中で私にとって今回発売される「龍聖」はへら竿の調子の判断基準の中心にある竿だと思っています。

「龍聖」はもともとダイワにとって“株理論”の最初の竿であり、私にとっても初めて本格的なカーボンのへら竿造りに参加させていただいた思い入れの強い竿なだけに新たな要素を加え“株理論”の完成度が増した今回の竿を手にした時にはもういろいろな方が楽しそうにへらぶな釣りをしている風景が頭に浮かんでワクワクしてしまいました。

野釣りが中心の私のへらぶな釣りスタイルにおいては浅ダナから24尺いっぱいまで、野っ込みの巨べらから流れ川での釣りまであらゆるシチュエーションが想定されます。
勿論、特定の状況下では他の竿を選択することもあります。でも刻々と状況が変わる中に限られたタックルで挑む時に最終的に最も信頼できる相棒として選択するのは今回の「龍聖」でしょう。

新しくなった「龍聖」はもともと高い評価を得ていた高い操作性と釣り味(趣)はそのままに、少し力強さを増したことでその使い勝手の良さに磨きがかかりました。
それは単なる竿の性能に限らず、竿先の細径化で得られた振り込み時の仕掛けの飛びやあわせた時の水切れの良さ、そして安心感あるグリップなど、とにかくへらぶな釣りを心地良く楽しめる感覚的な要素が満載です。
特にグリップは私自身が自分の竿に試作を加工していただき、シーズンを通して使い込んでいるだけに絶対の自信を持ってお勧めできます。
“当たり前の操作が当たり前により快適にできることの楽しさ”を感じていただければ嬉しいです。
また、機能的でありながら、趣ある外観にもこだわった点が実は私が一番気に入っているところでもあります。
「DAIWA HERA F」が青空に映えるブルーならば、「龍聖」の竹地にウグイス色の笛巻きは、野の風景に溶け込み自然との一体感を得られるデザインだと思います。
決して派手さはありませんが、近所の野池でも山上湖でもその存在感と持つ満足感を得られます。特に普段和竿をご愛用されているこだわり派のへら師に方に中~長尺の「龍聖」を是非使っていただいたいと考えています。

「龍聖」を持つとへらぶな釣りがより楽しくなります。へらぶな釣りが上手くなったような気がします!
どの竿を使うか迷った時には「龍聖」を是非手にとってみてください。
へらぶな釣りの新しい面白さを発見させてくれると信じています。

「龍聖」は大型狙いから競技まで対応してくれる優れ物です。
【ダイワフィールドテスター:浜田 優】

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私の「龍聖」の最初の感想は“スピード勝負の最近のトーナメントに最適な竿に仕上がったな”というものでした。
ここ数年で野釣り、管理釣り場に共通していえる傾向としてへらぶなの大型化が挙げられると思います。
当然、その時代に応じてエサ使いや道具の選択にも変化が見られるようになっていく中で自分で使う最近の竿の傾向としては、浅ダナの釣りでは「枯法師」、チョウチンでは「荒法師 武天」を使い分けることが多くなっていました。
いずれも“株理論”を搭載することで「枯法師」は細糸で竿のバランスを使って上手くいなして取り込む性能に優れ、「荒法師 武天」はへらを無理に引かずとも浮かせるパワーに優れた性能を発揮する竿ですが、今回の「龍聖」はそのいずれもこなしてくれる「器用な竿」といえます。
しっかりと竿先まで力が伝わることで軽いウキも狙い通りに振り込め、大型のへらを掛けてもしっかりと胴まで竿が仕事をしてくれるので1匹を争うシビアな状況でも、取り込みスピード勝負の高活性時の試合でも竿の引き具合で調整できるのは、取り込み技術だけでは対応しきれなくなっている急激なへらぶなの大型化に対し最適な進化の形と言えると思います。

そして今回の「龍聖」で注目すべき所は良い意味での汎用性とトータル的なバランス感の向上により短尺だけでなく、中・長尺の使い勝手が大幅に向上している点です。
パワーは勿論ですが、私は特筆すべきはその振り込み性能にあると考えています。
管理釣り場での例会や大会などで時として爆発力を持つ長尺を使った浅ダナのセット釣りやペレ宙などをはじめ、新べらの時期の両グルでの釣りなどではそのパワーばかりが注目されがちですが、実はその振り込み性能こそ釣果を左右する重要な要素です。これは野釣りでも共通にいえることです。
へら竿のトータルバランスを考える上で最も難しく、ごまかしが効かないのはこの振り込み性能であり、これこそが調子バランスを最優先させて開発された「龍聖」の最大の特徴といえると思います。

また、グリップは腕力に自信のない私にとってへら竿を語る上でこだわりの強い部位となりますが、今回の「龍聖」は短尺から長尺までその形状と滑りにくい塗装のおかげで不要な力が掛らない体に優しい造りになっており、非常にスタンダードで落ち着いた感じの外観も気に入っています。

「龍聖」は仲間とゆっくりと楽しむへらぶな釣りから、真剣勝負のトーナメントまで本当に幅広いへら師に支持していただける竿に仕上がっています。
へらぶな釣りの基本、そして奥深さを感じるには最適な竿だとお勧めします。

龍聖・N
標準全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準自重
(g)
先径
(m/m)
元径
(m/m)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)

7

2.102113430.97.790未定

8

2.40386480.97.59038,000

9

2.70396570.97.79143,000

10

3.003106720.98.59247,600

11

3.303116840.99.19253,000

12

3.60499820.99.79357,800

13

3.904107900.99.99762,500

14

4.204114930.910.19867,800

15

4.505101880.910.69872,500

16

4.805107950.911.19978,500

17

5.105113970.911.79983,000

18

5.4051191000.912.29988,300

19

5.7061071140.913.29997,800

21

6.3061171280.913.899112,800

24

7.2071161600.914.899130,000
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