へらぶな釣りは道具にこだわる方が多い趣味性の強い釣りの一つであり、その中でも特にへら師は自分の持つへら竿への思い入れが強いと思います。 一口にへらぶな釣りといってもその釣り方やシチュエーション、その日の気分によって強い竿でガンガン釣りたい時や、しなやかな竿でのんびりへらの引きを味わいたい時などがあり、正直「どの調子が最高」とは言えない中で私にとって今回発売される「龍聖」はへら竿の調子の判断基準の中心にある竿だと思っています。 「龍聖」はもともとダイワにとって“株理論”の最初の竿であり、私にとっても初めて本格的なカーボンのへら竿造りに参加させていただいた思い入れの強い竿なだけに新たな要素を加え“株理論”の完成度が増した今回の竿を手にした時にはもういろいろな方が楽しそうにへらぶな釣りをしている風景が頭に浮かんでワクワクしてしまいました。 野釣りが中心の私のへらぶな釣りスタイルにおいては浅ダナから24尺いっぱいまで、野っ込みの巨べらから流れ川での釣りまであらゆるシチュエーションが想定されます。
勿論、特定の状況下では他の竿を選択することもあります。でも刻々と状況が変わる中に限られたタックルで挑む時に最終的に最も信頼できる相棒として選択するのは今回の「龍聖」でしょう。 新しくなった「龍聖」はもともと高い評価を得ていた高い操作性と釣り味(趣)はそのままに、少し力強さを増したことでその使い勝手の良さに磨きがかかりました。
それは単なる竿の性能に限らず、竿先の細径化で得られた振り込み時の仕掛けの飛びやあわせた時の水切れの良さ、そして安心感あるグリップなど、とにかくへらぶな釣りを心地良く楽しめる感覚的な要素が満載です。
特にグリップは私自身が自分の竿に試作を加工していただき、シーズンを通して使い込んでいるだけに絶対の自信を持ってお勧めできます。
“当たり前の操作が当たり前により快適にできることの楽しさ”を感じていただければ嬉しいです。
また、機能的でありながら、趣ある外観にもこだわった点が実は私が一番気に入っているところでもあります。
「DAIWA HERA F」が青空に映えるブルーならば、「龍聖」の竹地にウグイス色の笛巻きは、野の風景に溶け込み自然との一体感を得られるデザインだと思います。
決して派手さはありませんが、近所の野池でも山上湖でもその存在感と持つ満足感を得られます。特に普段和竿をご愛用されているこだわり派のへら師に方に中~長尺の「龍聖」を是非使っていただいたいと考えています。 「龍聖」を持つとへらぶな釣りがより楽しくなります。へらぶな釣りが上手くなったような気がします!
どの竿を使うか迷った時には「龍聖」を是非手にとってみてください。
へらぶな釣りの新しい面白さを発見させてくれると信じています。 |